オトナの事情

オトナの事情

オトナは自由で楽しい。だけどいろんな事情が増えてゆくの。

羽目をはずすにも体力が要る

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ここ数年、特に体力の低下を身に染みて感じるようになりました。

歳をとれば仕方がないのかなとも思うけど

ご高齢でも元気な方は元気ですよねー。

いったい何が違うのというのか?

 

 

体力の低下って、なんだ?

 

そもそも体力が衰える原因ってなんでしょうね?

加齢といえばミもフタもないけれど、

じゃあ加齢によって何が衰えるのか

ってことですよね。

 

私は会社員ですが

体調不良でお休みをいただくことはほとんどないんです。

 

有給休暇のほとんどは親がらみ><;です。

具合が悪い、あそこへ行きたい、これをやって欲しい、

ちょっと遠い所に母一人で暮らしているので

”有事” の時に出張るとなれば土日だけでは足りません。

私の有給休暇だけど自分のために使ったためしがないです(泣)・・・

 

話が逸れました。

 

 

 

つまり、日常生活では仕事をし、家事をし、

時には遊びに行ったり用事で飛び回ったり。

それでいて

お陰様で滅多に風邪を引くこともなく

いたって元気です。

 

でも!

 

若い頃と比べて決定的に違うんですよ

 

 

疲れるのが早い

疲れがなかなか取れない

 

 

仕事、家事、遊び すべてにおいて

1日にこなせる量が違ってきてるし

それぞれの密度とか丁寧さが薄くなっているというか。

 

とにかく寝ないと持たないし。

 

基本、元気だけれど持続力がない

スタミナが足りないな、という感じ。

 

 

加齢のせい で片付けるのは簡単、

運動不足も更年期だということも自覚しているけど

 

 

加齢によって私のカラダに何が起きてるのか?

 

ってことです。

 

 

「行動体力」と「防衛体力」の両方が減るんだ!

 

「体力」とひとことで言っても

じゃあ体力ってなんだ? というと漠然としていませんか?

 

走ったり跳ねたりは出来ないけど何時間だって歩ける

 

とか

 

運動は苦手だけど徹夜で読書しても平気

 

とか

 

どっちも体力の話だけれど

ちょっとテーマが違うような。

 

 

 

「体力」の定義は

人間として生存、生活するための基礎的能力

 

カラダを動かす「行動体力」 

 走ったり投げたり、といった行動を実行する能力 と

 

外界からのストレスと闘う「防衛体力」

 熱い寒いなどの体温調節、

 菌や病気と闘う免疫力、

 緊張や悲哀、恐怖などに対抗する力 などなど

 

という2つに大別されるのだそうです。

 

で、この「体力」がですね、

20歳をピークに衰えてゆくものなのだそうで。

 

心臓、筋肉、腸内環境に気をつけよ!

 

加齢とともに

明らかに実感をともなって衰えを感じるのは

「行動体力」じゃないかと思うのですが、

 これは運動をしなければ衰える一方だそうです。

 

で、運動不足で何がイケなくなるのかというと

心臓 だそうです。

 

心臓は血液を循環させるもっとも大事な臓器ですね。

しかも生まれたら死ぬまでずっと動き続けるのです。

 

この、血液を拍出する機能が衰えればすべて衰えると

こういうことですよね。

 

ちょっと走ると息切れするというのは

心拍数が自分の限度に達するということで、

早く息切れする=心臓の機能が低下している

てことです。

 

ずっと心臓に負荷をかけるのはよくないけど

適度な運動をして心臓に適度な負荷をかけることが

心臓の機能を維持するのに良いと。

 

 

 

次に筋肉

歩く、走る、モノを持つ、動かす

すべて筋肉が必要です。

筋肉も使わなければ減り、その分脂肪が増える

のだそうです。

使わない腹筋の代わりにぶるんとした脂肪が

あなたのウエストを隠していませんか?

 

 

って人のこと言ってる場合じゃなく

私の美しいクビレも脂肪の下に隠れています。

 

 

 

そして! 腸内環境

腸内環境は老化が早いのだそうです。

 

若い頃は善玉菌が支配していた私たちの腸内は

加齢とともに悪玉菌が増え、老化を促進しているのです。

 

善玉菌は意識的に摂取しない限り腸内で増えることはありません。

 

 

加齢とともに人としての厚みを増したなぁ

なんて言っている場合ではありません。

カラダの厚みはイエローカードですよ!

 

 

生きているうちに使わないものはすべてどんどん退化してゆく

のです。

 

 

 

30代並みの体力を取り戻すことも可能だって

 

10代~20代に体育会系で体を動かしている人は

30代~40代になってもある程度体力を維持している

ということですので、

若い頃に運動をしなかった人はなおのこと

日常的に体を動かすことを意識して

日々の暮らしの中に組み込んでしまわないと

もう、本当にヨレヨレになっちゃう

ってことですよね。

 

 

「防衛体力」のほうは

「行動体力」がそこそこ維持できていれば

あとは環境の問題が大きいと思うのです。

 家(建物)の環境、

 家庭や職場の人間関係、

 悩みや持病などなど・・・

 

40代ともなればここに 「更年期」 が加わるわけです。

 

身に覚えのない、

いわれのない体調不良が次々と

少~しずつ、静かに、しかし確実に襲ってくるわけですよ。

 

こうなるともう、

飲みに行くとかカラオケとかで夜通し遊ぶぞ!と

イケイケな気持ちになっても

その日に合わせてコンディションをピークに持っていくために

2週間くらい前から調整してゆかないといけないんですね。

 

で、翌日はお疲れ休みで確保しておく。

一流アスリート並みの努力ですよ。

 

 

現代は 健康オタク なんて言葉があって

健康のためなら死んでもいい みたいな人がいて

なんだかなぁ

と思っていたのですが。

 

でもでも!

ちょっとでも、小さなことでも良いから

 

日常的に意識して気を付ける、努力する

 

そうしてゆかないとダメなんだって

思うようになりました。

 

若さにまかせて、

カラダが持っているチカラを頼りにしてて良い

なんていう歳はとっくの昔に過ぎたのだ

自覚しまくりの今日この頃です。